脳血管が破れたり(→出血)、詰まったり(→虚血)することで脳の細胞に栄養や酸素が供給されなくなり、脳の細胞が壊れてしまいます(脳損傷)。いわゆる脳卒中が典型ですが、一般に中高年にみられるものであることから、ここではモヤモヤ病や急性小児片麻痺などを想定しています。脳細胞が損傷を受けると筋がつっぱる痙性運動麻痺などになります。自分で歩ける状態から車いすが必要な状態までといったように、移動機能や手指機能の障害には幅があります。
交通事故、スポーツなどで頭部に著しい衝撃を受け、脳細胞が壊れる(脳損傷)ことで、筋がつっぱる痙性運動麻痺などの後遺症を残します。自分で歩ける状態から車いすが必要な状態までといったように、移動機能や手指機能の障害には幅があります。
受胎から新生児期(生後4週以内)の間になんらかの原因で受けた脳損傷の結果、姿勢・運動面に異常をきたしたものをいいます。いくつかの型に分けられます。筋がつっぱる痙性運動麻痺を示す「痙直型」や、ゆっくりねじるような、あるいはふらふらする不随意運動を示す「アテトーゼ型」が一般的です。自分で歩ける状態から車いすが必要な状態までといったように、移動機能や手指機能の障害には幅があります。
スポーツでの事故や交通事故などによって、脊髄が損傷を受け、損傷部位から下の脊髄機能が失われた状態で、腕や足を動かせなかったり姿勢を保てなかったりします。脊髄のどの位置で損傷を受けたかによって、自分で歩ける状態から車いすが必要な状態までといったように、移動機能や手指機能の障害には幅があります。
胎児期における器官発生障害で、主に腰の脊椎の癒合不全によって、脊髄が腰から突出するなどした状態です。その結果、そこから下の脊髄機能が失われます(脊髄損傷と同様の状態)。主に下肢機能が失われます。膀胱直腸障害もみられます。
遺伝性の末梢神経疾患で、手足などの末端から運動及び感覚神経の機能が障害されます。自分で歩ける状態から車いすまでといったように、移動機能や手指機能の障害には幅があります。
筋肉を働かせる神経機能が失われるために、動いたり、呼吸したりすることができなくなる原因不明の疾患です。多くの場合は、手指の使いにくさや話しにくさといった症状で始まり、進行していき、要全介助で人工呼吸器使用となります。
筋そのものが衰え萎縮していきます。いくつかの型があります。最も多い「デュシェンヌ型」は、症状が進んで15歳頃には要全介助となり、さらには人工呼吸器が必要になります。デュシェンヌ型の軽度のタイプで15歳を過ぎても歩行可能な「ベッカー型」は、下腿の筋が萎縮します。
生まれつき骨が著しくもろく、成人までは骨折が多かったりします。
股関節の軟骨がすり減って、関節の可動域制限や、筋萎縮による筋力低下、患側下肢の短縮、それらによる跛行といった症状がみられます。日常生活上の注意として、いす・洋式トイレ等の洋式生活が望ましい、激しい運動や長時間の立位・歩行等は避ける、といったことがあります。
先天奇形、指や腕の欠損などがある場合です。
事故などで四肢を切断した場合です。
出典:日本学生支援機構